ひたすら毎日パンダの写真を撮り続け、『毎日パンダ』にアップロードしていくぱんだうじこと高氏貴博さん。そんな高氏さんに、おすすめのパンダ作品をお伺いしてみました！
『毎日パンダ』とは…？
パンダ愛にまみれたブログ
「10年前の夏、仕事の合間に上野公園をふらふらしていて、ちょうどリーリーとシンシンが上野動物園にやってきたときだったので、見てみようと思ったんです」
上野動物園の入場料は600円。2,400円で年間パスポートが買えるなら、4回でもとがとれるな、と考えた高氏さんは行った初日に年間パスポートを購入。それが『毎日パンダ』の始まりでした。上野動物園は入園するとすぐにパンダがお出迎えしてくれます。パンダの愛らしくも人間臭い姿にドハマリした高氏さんは、次の日も、その次の日も上野へ足を運びました。
もともとは既存のブログにパンダをアップロードしていたという高氏さん。1ヶ月毎日パンダを撮り続けた高氏さんは「パンダコミュニティを広げたい」と感じ、現在の毎日パンダが出来上がりました。
管理人の「ぱんだうじ」こと高氏さん
基本的に朝に上野動物園に赴き、写真を撮るという高氏さん。その理由は「朝は食欲が旺盛で、むしゃむしゃ食べる姿が見られるから」だそう。「パンダは一日食べるか寝るかして過ごしていますが、両手で竹を持ち、どっしりと座りながら笹を頬張る姿が人間らしくていいんです。」
12月に中国に返還されるシャンシャンについては、「シャンシャンも自分の人生があるから、向こうに行って素敵なパートナーを見つけてほしい」と語っていました。
※上野動物園ですが現在は新型コロナウイルス感染防止のため、当面の間休園しています
「毎日パンダ」の高氏さんにきいてみた おすすめパンダ作品３選
おすすめパンダ作品①「パンダコパンダ」
1972年に日中国交正常化が実現し、その記念に中国からジャイアントパンダが送られたことをきっかけに日本では空前のパンダブームが到来しました。それにあわせて公開された作品です。
両親のいない小学生のミミ子がある日学校から帰ると、人の言葉がわかるパンダの親子がいました。ミミ子はパンダの父親、パパンダに「パパ」になることを求め、子供パンダのパンには「ママ」になるときめ、共同生活をはじめました。最初は楽しく暮らしていたものの、動物園の園長さんがミミ子の家にやってきて…？
高氏さんおすすめポイント▷だいぶ昔な作品なだけあって、可愛いパンダ親子を見るのはもちろんのこと、昭和感、レトロ感が一周回って斬新です。僕の娘もハマっている作品です。
おすすめパンダ作品②「カンフー・パンダ」シリーズ
古代の中国が舞台となっていて、随所に香港のカンフー映画のオマージュが散りばめられた作品です。安住の地で知られている平和の谷が、凶悪なカンフー使いである「タイ・ラン」に狙われてしまいます。対抗できるのは平和の谷のリーダーであるウーグウェイ老師が選んだ「龍の戦士」ただ一人。ウーグウェイ老師が主催するカンフー大会でその龍の戦士を選ぼうとしていました。
主人公であるジャイアントパンダのポーは、怠け者でサボりがちな性格ですが、カンフーの知識だけは誰よりも詳しい、いわゆる「カンフーオタク」。バイトをこっそり抜け出してカンフー大会を見に行った先で、あるきっかけで龍の戦士に選ばれてしまいます。ポーは厳しい修行を乗り越え、宿敵「タイ・ラン」を倒すことができるのでしょうか？
高氏さんおすすめポイント▷中国のイメージと言えば「パンダ」、「カンフー」が思い浮かぶ方が多いと思います。一見ありそうでなかった組み合わせがわかりやすく面白い作品です。パンダもクマの仲間ですので、本気を出せばとても俊敏で力が強いです。リアルのパンダに一番近い作品かもしれません。
おすすめパンダ作品③「しろくまカフェ」
クールなシロクマくんがマスターをしている「しろくまカフェ」。常連客のパンダくんやペンギンさんたちが織りなすほのぼのギャグ漫画で、アニメ化もされました。「しろくまカフェ」の世界では、人間も動物も同じように喋り、生活しています。なのにパンダくんの勤務先が動物園だったりと、ところどころ変なところがあるのがこの作品の魅力です。
高氏さんおすすめポイント▷タイトルは「しろくまカフェ」ですが、これに出てくるパンダくんも準主役並みの活躍をします。僕はこの作品がパンダの究極の擬人化だと思っていて（笑）、人間と同じように動物も過ごしているのが、妙に人間臭い本物のパンダとリンクしているのが良いなと思います。作者のヒガアロハさんと一緒にカレンダーを作ったのも思い入れがありますね。
『毎日パンダ』高氏さん写真協力！『癒やされパンダ〜リーリーとシンシン〜』
高氏さんが写真協力をしている『癒やされパンダ〜リーリーとシンシン〜』は、動物園の日常をそのまま切り取った作品です。
コロナ渦でなかなかお出かけしにくい世の中ですが、この映像を見れば、家の中でも愛らしいパンダたちを存分に楽しむ事ができます。
高氏さんが提供した愛らしくゆるーいパンダの写真も必見です。
まとめ
いかがでしたでしょうか？
『毎日パンダ』の高氏さんおすすめの作品を見て、みなさんも癒やされませんか？
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