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『風の谷のナウシカ』の動画を無料視聴できる配信サービス紹介

※本ページはプロモーションが含まれています

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宮崎駿監督が描いた同名コミックを原作とした『風の谷のナウシカ』。原作は、そのあまりにもグロテスクな展開、およそ漫画とは思えない重厚感のある世界観に圧倒され、読破した方はかえって少ないのではないでしょうか。

『ルパン三世 カリオストロの城』に続いて1984年に公開された本作は、宮崎駿監督を「アニメーション作家」として広く世間に知らしめた記念すべき作品です。いわば、宮崎駿自身の原点とも言える作品。公開からすでに四半世紀以上経ちますが、現在も人々の心を捉え続けている名作です。

この作品の、一体何がそうさせるのか。この記事では、『風の谷のナウシカ』の魅力をはじめ、無料視聴する方法や無料の配信サービスを紹介します。

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無料で観られるアニメ『風の谷のナウシカ』の予告動画

『風の谷のナウシカ』の予告は、こちらから無料で観ることができます。背景に流れている曲は、作中では流れなかった幻のテーマソングと言われる同名タイトルのもので、歌っているのはなんと安田成美!知る人ぞ知るナンバーなのです。

動画『風の谷のナウシカ』を無料視聴できる配信サービス一覧

『風の谷のナウシカ』を無料で視聴できる配信サービスにはどんなものがあるのでしょうか?一覧にしてご紹介します。

アニメ風の谷のナウシカの配信サービス一覧

配信サービス 配信状況 無料期間
TSUTAYA TV/DISCAS 無料で視聴 30日間
U-NEXT 視聴不可・・・ 31日間
d-TV 視聴不可・・・ 31日間
Hulu 視聴不可・・・ 14日間
FOD 視聴不可・・・ 14日間
Paravi 視聴不可・・・ 14日間
AmazonPrime 視聴不可・・・ 30日間

上記の通り、映画「風の谷のナウシカ」を視聴できる動画配信サービスはTSUTAYAのみとなっています。

「無料で観れるのはいいけど正直登録が面倒という方に…」

 

動画『風の谷のナウシカ』を無料で観るために違法サイトを利用するのは危険

動画が無断アップロードされた違法サイトを利用して『風の谷のナウシカ』を観るのは非常に危険です。

youtube youtubeなどで無料視聴は出来ません

Dailymotionやanitube,kissanimeなどの動画共有サイトを利用するとパソコンがウイルスに感染する恐れがあります。安全に『風の谷のナウシカ』を視聴する場合は、公式が正式に配信を提供しているVODサービスの利用、またはDVDやBlu-rayでのレンタルをオススメします。

動画『風の谷のナウシカ』を視聴できる各動画配信サービスの特徴

唯一「TSUTAYA」で観ることができます。

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『風の谷のナウシカ』の作品紹介

あらすじ

「火の七日間」と呼ばれる大戦から千年後。「腐海」と呼ばれる、瘴気に満ちた、人が踏み込むことを許されない場所が着実に広がり、数多の国が滅び続け、有毒な植物や巨大化した蟲たちに怯えながら人々が暮らす時代が続いていました。

そんな中、腐海のふもとにありながらも穏やかな暮らしを続けている場所がありました。酸の海から吹く風が瘴気から谷を守っていることにあやかり「風の谷」と呼ばれているこの場所は、風の力を借りながら農業を営む人々が、特別豊かでないながらも幸せに暮らしていました。谷の人々にとって最も大きな心の拠り所とされているのが、風の谷の長であるジルと、その娘であるナウシカです。特にナウシカはどんな人物や生き物にも平等に接することができる心の持ち主で、谷の人々から深く敬愛されていました。

ナウシカの日課は谷の人々の仕事を手伝いながら、「風使い」としてメーヴェに乗って空を舞い、なんと腐海まで飛ぶこと。彼女は腐海に生息する植物の胞子を集めて密かに持ち帰り、城の地下から汲み上げた水と、同じ場所から集めた砂で育てることで、植物を無毒化することに成功していました。この経験から、ナウシカは「腐海は真の悪ではない」という持論を持っていました。

人々の慎ましい生活は、西の大国トルメキアの艦船が風の谷に不時着したことから一変します。ペジテという中規模国を凌辱したトルメキア軍の船は、帰国の途中腐海で蟲たちを攻撃したことで致命的な反撃を受けていたのです。腐海から有毒な胞子を持ち込んでしまったトルメキアの軍勢は、対応に当たった人々の恩を仇で返すように風の谷をたちまち占拠してしまいます。しかも、トルメキア軍を率いる女軍人・クシャナは「腐海を滅し、人間が世界を制する」という大義を掲げ、その壮大な目的を達するためにペジテから「あるモノ」を略奪していたのです。それは、人類の悪夢「火の七日間」の由来となった大戦を引き起こした旧世界の怪物、地下で千年間眠り続けていた「巨神兵」の胚でした。

主要な登場人物

  • ナウシカ(声:島本須美)

この物語の主人公。風の谷の族長の娘で谷の皆に愛されており、階層や老若男女を問わず、また生き物の別を問わずに平等に接することができる稀有な少女です。谷の人々からは「姫さま」「姫姉さま」と呼ばれ慕われています。一方、谷を占拠したクシャナたちにも物怖じしない質であったり、父親を殺したトルメキア兵を激情に駆られて何人も手にかけてしまうといった暴力性も秘めている複雑な人物です。

幼い頃から蟲たちと交信する力を持っていましたが、「蟲と人とは共存できない」と主張する父親や谷の長老たちに理解してもらえず、隠れて可愛がっていた王蟲の幼虫を取り上げられてしまった悲しい過去を持っています。

物語序盤で手懐けたキツネリスのテトを相棒とし、風の流れを読み、メーヴェと呼ばれる大型の凧を自在に操り自在に空を駆け巡るナウシカ。クシャナが画策する「巨神兵復活計画」を阻止し、腐海や風の谷を守るべく、さまざまな苦難に立ち向かっていく、優しさと強さを秘めた少女です。

  • アスベル(声:松田洋治)

ペジテ市の王子。中堅的工房都市であった母国がトルメキアによって壊滅的被害を受けたことで、クシャナへの復讐心を滾らせ艦船を撃破させるという暴挙に出ます。この時撃ち落とした船には捕虜となったナウシカが乗っており、船の墜落に巻き込まれた自身と腐海の底に沈んでしまいます。ナウシカに助けられた形となったアスベルは、妹の最後の様子を伝えられたことで、彼女と行動を共にすることになりました。

ペジテはその国力の弱さ故に、巨神兵の胚を保険として地下に眠らせ続けるという誤った選択をしてしまい、結果トルメキアに対して大きな隙を生んでしまいます(挙句、風の谷と王蟲を利用してトルメキア軍を動かし、巨神兵に腐海を焼き払わせながらトルメキア軍をも滅ぼそうという無謀且つ卑怯極まりない手段に出ました)。アスベル自身も、最初こそ「巨神兵は必要悪である」というぺジテ市長の言葉に賛同していましたが、ナウシカが腐海や蟲たちに対して注ぐ視線と平等な言葉に次第に考えを変え、ペジテの男たちと敵対するように。物語終盤ではナウシカと共に捕虜とされましたが、暴走を止められるのはナウシカしかいないと彼女を艦船から逃がします。

  • ラステル(声:冨永みーな)

ペジテ市の王女で、アスベルの双子の妹。巨神兵と共にトルメキアによって拉致されてしまいますが、乗せられていた船が墜落したため命を落とします。巨神兵が及ぼす影響を事切れる直前まで心配し続ける優しい心根の持ち主でした。彼女の最後を看取ったナウシカによって丁重に葬られます。

  • クシャナ(声:榊原良子)

トルメキア王国の第4皇女。「辺境の国々を統合しこの地に王道楽土を建設するために来た」という名目の元、風の谷を支配下に置こうとする強硬な態度で恐れられる存在です。容姿端麗且つ武勲の誉高い指導者で、女性ながらも兵士たちから絶大な支持を得ています。腐海に対しては憎しみのごとき念を抱いており、人間が怯えることのない世界を実現するため、腐海を焼き払うことに精力を傾け続けています。その熱心さが判断を狂わせ、「火の七日間」の元凶であった巨神兵を蘇らせるという無謀な作戦を遂行します。

最終的に巨神兵復活は失敗し、風の谷の住人たちに身柄を拘束されますが、ナウシカと和解。軍を率いてトルメキアに帰国します。

  • ユパ・ミラルダ(声:納谷悟朗)

放浪の身の上ながらジルの友人で、ナウシカの師。クシャナをして「辺境一の剣士」と言わしめるほどの実力者です。穏やかな人柄ながらも、怒りのままに父親の仇を打とうとするナウシカの剣を己の腕で受け止めて顔色一つ変えないほどの修羅場をくぐり抜けてきました。谷の民を支配下に置こうとするクシャナたちにも堂々とその非を言い当てつつ、反旗を翻そうと焦るナウシカに「生き延びて機会を待て」と諭すなど、肝の座った人物です。「谷に腰を落ち着けないか」というジルの誘いを度々受けているようですが、大ババ様の口から「ユパは、救世主を探すことを定めとする男である」と語られており、生涯を流浪の身で過ごすであろうことが想像できます。ペジテの艦船がトルメキアに包囲された際は単身乗り込み、圧倒的な強さで敵軍を降伏させました。

物語の最後では、アスベルと共に風の谷の周辺を旅する生活を送っている様子が描かれています。

  • 大ババ様(声:京田尚子)

風の谷一の長老。完全な盲目ですが、長年培ってきた知恵と勘であらゆる人々の内面や状況を見抜く力を持っている、仙人のような超越的存在です。ナウシカやその父・ジルに対して敬称なしで呼称できる唯一の人物で、谷を侵略しようとするクシャナたちにも毅然と立ち向かいます。いにしえの伝承にも多く通じており、ナウシカがこの世界を救う人物であることを無意識的に予見していました。

  • クロトワ(声:家弓家正)

クシャナ率いる軍隊の参謀。平民出であるからか、ざっくばらんで気さくな性格の主であり、兵士たちにも慕われています。クシャナの右腕として大車輪の如く働きますが、彼女が行方不明となり安否が危ぶまれた時には、空席となった地位を狙っていることを匂わせる発言をするなど、なかなか食えない人物です(結局この話はクシャナが生還したことで夢物語となりました)。

長い物には巻かれる傾向にあり、決して風下には立たないよう常に状況を見極める傍観者というポジションです。基本的にはクシャナの意見に反することをしませんが、彼女が巨神兵を復活させた時は「まだ早すぎる」と冷静に判断していました。

  • ジル(声:辻村真人)

風の谷の族長で、ナウシカの父。落ち着いた人柄で人格者、娘のナウシカと共に谷の人々から絶大な信頼を寄せられています。

病気を患い長いこと床に伏せっていましたが、トルメキア軍の侵攻を許し、命を落とします。

  • ミト(声:永井一郎)

「城オジ」と呼ばれる年寄り集団のリーダー格。お転婆なナウシカをあたたかく見守りつつ、度々腐海に行き来している彼女にやきもきしています。

城オジは、腐海の毒の影響で身体が不自由になってしまった壮年から老人という広い年齢層の男性たちが、農作業の代わりに城を守るという悲しい役割を負っています。

動画『風の谷のナウシカ』の見どころ

三つの女性像を投影させた「ナウシカ」

  • ナウシカア

「ナウシカ」という名前の響き、実は、由来がギリシア語であることはご存知でしょうか?古代ギリシア人の中でも特に有名であろうと思われる、ホメロスの書いた一代叙事詩『オデュッセイア』に登場する女性「ナウシカア」から採られているのです。

ナウシカアは、スケリアという名の島の王女です。嵐に巻き込まれ、この島に漂着した勇者オデュッセウスを救い、もてなし、近い仲になるものの結局別れを選択する、という悲しい運命を背負った女性です。

ちなみに、スケリア島は現在のギリシア・コルフ島にあたります。近年はリゾート地として人気のある場所で、良質なオリーブの産地としても有名です。なんとなく、劇中でナウシカがアスベルに分けていたチコの実を思い浮かべてしまいます。

  • 虫めづる姫君

平安時代後期に成立したと言われている作者不詳の短編集『堤中納言物語』の中の一編「虫めづる姫君」も、ナウシカのモデルとなっていることはよく知られています。しっかりとした身分の姫君でありながら、教養を身につけたり化粧をしたりということを一切せず(当時の女性は成人すると眉を抜き、お歯黒をするのが常識)、虫ばかりを集めて眺めることを楽しみとする「変人」として、周囲の人から遠巻きに見られるという前代未聞のヒロインです。

彼女を「変わり者」と断じるのは簡単ですが、この姫が素晴らしいのは、誰が何を言おうと自分の姿勢を変えようとしないこと。日和見主義者ではなく、心の底から、みずからの意志で虫を愛でているのです。しかも単に愛玩するのではなく、観察対象として見ているというのは非凡です。まさに、平安時代のリケジョ。この時代、非常に異色なことであったことは間違いありません。誰がなんと言おうと自分は自分、最後まで自分の生き方を貫く意志の強さは、蟲に対する姿勢だけでなく、ただひたすら腐海に飛び続けるナウシカそのものです。

と、ここまでは宮崎駿自身もインタビューや原作の後書きで言及しているので、ご存知の方も多いはず。

  • 聖母マリア

ペジテの人々と共に捕らえられたナウシカが、アスベルと共に脱出を図る場面に注目してみましょう。この時のナウシカは、背格好が似ているペジテの少女との入れ替わり作戦のため、彼女が着ていた赤い服を身に纏って脱出しています。ナウシカはこのあと、王蟲の大群を風の谷に呼び寄せるために王蟲の子どもを囮にするという暴挙を働いたペジテの住民から子王蟲を救出します。重症を負った王蟲の血を浴び、服が真っ青に染まるシーンは非常に印象的です。その後、蟲たちの大群に跳ね飛ばされたナウシカは、王蟲の金色に輝く触手でその傷を癒され、草原のようにたなびく触手の中を歩きながら王蟲に感謝の言葉を告げます。この光景こそが、大ババ様が古くからの言い伝えで聞かされてきた「その者青き衣をまといて金色の野に降り立つべし」という、この世界の救い主の出現を謳った場面そのものとなり、神話が現実となった劇的瞬間でした。

赤から青への変貌。この現象は、実はキリスト教では非常に馴染みのあるものなのです。ズバリ、聖母マリアが身にまとう衣装の色そのもので、内側の赤い服は「情熱」を、それを包み込むようにまとう青い外套は「平静さ」「静謐」を意味しています。これは、ナウシカの気性にもよく当てはまります。

そして、劇中良い雰囲気になりかけていたアスベルとナウシカが結局生活を共にしないのは、「あえてくっつけることをしなかった」という宮崎駿の言とは別に、聖母マリアの処女性を反映させたものであるとも言えるのです。

稀有な女性指導者「クシャナ」

人目を引く美貌の持ち主ながら、身体中を包む重々しい甲冑と、よく響くアルトの声、そして攻撃的な言動の数々で、男よりも男らしいもう一人のヒロイン・クシャナ皇女。宮崎駿は、原作では病死としていたナウシカの父・ジルを、映画版ではクシャナ率いるトルメキア兵に殺させるという劇的な改変を施しており、クシャナの残酷さと男性性をより強調させることに成功しました。

純白の装束に金色の髪と甲冑具、青い瞳、整った顔立ち、豊かな肉付きといういかにもヨーロッパ的(ヒトラー曰くの「アーリア的」とも言える)クシャナの出立ちがあったればこそ、彼女が城オジたちに見せる失った左腕の凄みが増します。「わが夫となる者はさらにおぞましきものを見るだろう」という言葉から、身体の他の箇所にも蟲から受けた数多の傷があると想像できます。クシャナが多くのトルメキア兵から慕われているのも、酷ではありますが、この傷があるからこそとも言えます。トルメキアは強大な軍事国家。軍隊が男社会の縮図であることは容易に想像できますが、そんな硬直した構造の組織でトップに立ち、多くの部下を従えるには、王族の人間とはいえ女という性別は足枷になります。我が身を張って蟲たちに立ち向かう姿(それがたとえ間違った考えのものであったとしても)を皆に見せているからこそ、性別を超えた信頼を勝ち得ている。彼女の姿勢は、豪奢な椅子にふんぞりかえる男の為政者よりもはるかに説得力をもっています。

物語では、部下のクロトワが、ナウシカや城オジたちと行方をくらましたクシャナのいぬ間に「天下を取れるかもしれない」と不遜な発言をしていましたが、颯爽と戻ってきた彼女の姿を見て「短い夢だった…」と諦念の笑いを浮かべ、再びクシャナの配下につきます。軟派なイメージが強いクロトワですが、軍人としての資質は持ち合わせているプロ中のプロ。その彼があっさり翻意してしまうほど、クシャナの存在感がいかに大きいかがわかる、思わずクスッとしてしまう場面です。

ジブリ関連作品

ナウシカ役・島本須美がヒロイン・クラリス役で出演。島本須美の宮崎駿監督作品デビュー作で、ウェディングドレス姿のクラリスに心ときめいた人は少なくないはず。

ちなみに銭形警部役・納谷悟朗は、『風の谷のナウシカ』では元祖イケおじ(と言って差し支えなかろう)ユパ役で登場しており、そのキャラクター作りのベクトルの大きさには脱帽の一言。

ナウシカ役・島本須美が主人公サツキとメイの母親役で出演。病弱な設定で出演シーンは少ないが、しっかりもののサツキの心の拠り所として常に言及され続ける重要な役どころ。

アスベル役・松田洋治が主人公アシタカ役で、ナウシカ役・島本須美がタタラ場のリーダー格の女性トキ役で出演し、『風の谷のナウシカ』以来の共演。控えめながら強靭な意志を持つ好青年アシタカと、気弱な年上の夫を尻に敷くしっかり者のトキは、ナウシカとアスベルとは全く違うキャラクター設定で、ふたりの声優としての実力の凄さを実感。

他にも、TSUTAYA DISCASならこんなジブリ作品が観られます!

まとめ

戦争、環境汚染、大国の軍備強化、虐げられる国の人々、力をもった生体の叛逆…まるで現代の私たちの社会構造そのものを見ているかのような錯覚さえ覚える『風の谷のナウシカ』。映画公開自体は1984年ですが、原作は1982年にすでに『アニメージュ』で連載されており、宮崎駿の先見の明には全く驚かされます。一見目を背けたくなるかのような厳しい世界観も、いつか訪れる未来のひとつの形かもしれません。それは、物語の登場人物たちが皆マスクをしているという異様な光景が証明しています。こんな未来を、当時の誰が想像できたでしょうか?

原作発表からまもなく30年。何度も再放送され続け、名作としての力を発揮し続けている稀有なアニメ作品を観られるのは、TSUTAYA DISCASだけです。思い立った時に『風の谷のナウシカ』を観ることができたら、なんだか嬉しいですよね。

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